普段は静かな才媛が…
米女優、N・ポートマン 貧困撲滅に強い発言
by USA TODAY
【ニューヨーク=USA TODAY(ドナ・フレードキン)】映画「クローサー」などで知られる女優ナタリー・ポートマン(25)が、発展途上国の女性に無担保融資を行っている国際地域社会援助協会(FINCA)の活動に精力的に取り組んでいる。
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女優、ナタリー・ポートマン |
ユダヤ系のポートマンはヨルダンのラニア妃(FINCA理事)とともに2日、ニューヨーク大で協会の昼食会を主催し、融資に回すための寄付を呼びかけた。夫に逃げられたメキシコの女性がFINCAの融資で起業、10年後にはその夫が妻の会社の従業員になったというエピソードを披露、「信じられないかもしれないけれど、本当の話よ」と語った。
昼食会後の会見では、次の出演映画の話や
ポール・マッカートニーのビデオに出ていることなどへの言及は一切なし。「(ロックバンドU2の)ボノや(女優)アンジェリーナ・ジョリーを尊敬している。芸能人が支援活動にかかわるというのは、単に広告塔となるだけでなく自らをささげることだと教えてくれた」と話した。
ポートマンは映画とFINCAの活動以外、とくに私生活では目立つことがない。テレビのトークショーに出ても話題はもっぱら貧困撲滅ばかり。お騒がせ歌手ブリトニー・スピアーズとの共通点を聞かれ、「私も頭を刈り上げたことがあるわ(映画『Vフォー・ヴェンデッタ』で)」と言って笑わせた。
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