携帯電話でDSでいつでもどこでもメモ感覚で入力
受けてます 携帯家計簿
東京朝刊 by 海老沢類
昨年12月に発売されたバンダイナムコゲームスの「どこでもラクラク!DS家計簿」は、主婦向けの雑誌「すてきな奥さん」(主婦と生活社)のイメージキャラクターが、記入した内容にコメントしてくれる。ファイナンシャル・プランナーによる家計診断なども搭載されるなど、20、30代の主婦層を中心に評判が口コミで広がり、発売から10カ月で5万4000本を出荷したという。
一方、携帯電話を使って入力できるウェブ家計簿も利用者が増えている。従来のパソコンソフトとは違い、IDやパスワードを入れるだけでアクセスできる手軽さがうけているようだ。
ネット通販などを手がけるサンテク(岡山)の「家計簿@マム」は、日付や店名、金額など最小限の入力で支出を管理する「簡易入力」と、商品名や数量、単価まで打ち込む「詳細入力」の2タイプを好みに応じて使える。明細の上限によって無料版と月額315円の有料版があり、会員数は計約5万人。最近は毎月2000人ペースで増えているという。
また、情報サービス会社ニュートラル(名古屋)の「Web家計簿」もユーザー約4万8000人を抱え、20、30代が7割以上を占めるという。同社ソリューションシステム部は「(携帯電話なら)レシートを持って片手で入力できる。買い物をしながら家計状態を確認できるので無駄な出費を抑えられるのではないか」と話している。
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