マジンガー・シリーズなど
イタリアで永井豪さんの海賊版アニメ摘発
東京朝刊
イタリア財務警察は28日までに、マジンガー・シリーズなど
永井豪さんのロボットアニメを中心に日本のソフトを偽造、販売していたイタリア人6人を著作権法違反、私文書偽造などの容疑で摘発、DVDなど海賊版約8万点を押収した。総売り上げは200万〜300万ユーロ(3億3000万〜4億9000万円)に上るとみられる。
 |
26日、イタリア財務警察が押収した日本アニメの海賊版DVDなど。パッケージもイタリア仕様に作ってある(共同)
|
海賊版は、テレビ放映された番組をコピー、編集しイタリア語の吹き替えまで付けていた。パッケージには、偽の書類を基に取得したイタリアの著作権管理団体の公認シールを添付。正規品並みの価格を付け、偽物とは分からない出来という。
海賊版のほとんどは永井さんのマジンガー・シリーズと「鋼鉄ジーグ」。他作者の「ルパン三世」や「北斗の拳」なども含まれていた。
イタリア当局は昨年、日本アニメの海賊版を売っていたアニメショップを初めて摘発した。この時の海賊版は中国製だった。(共同)
産経Webは、産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
Copyright(C)2007 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.