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||尾崎紀世彦インタビュー[1]
尾崎紀世彦

子供番組「ひらけ!ポンキッキ」(フジ系)から出てきた人気キャラクター、ガチャピン。スキーやダイビングをしたり、あるいは新車のイメージキャラクターになったりと近年は八面六臂(ろっぴ)の活躍をしているが、こんどは「科学忍者隊ガッチャピン」(BSフジ、毎週月〜金曜午後5時25分)という5分番組の放送が始まった。

1972年に放送されたアクションアニメの名作「科学忍者隊ガッチャマン」とガチャピンが融合。

それだけでもへえっと思わせるが、主題歌「科学忍者隊ガッチャピン」をうたっているのが「また逢う日まで」(71年)の大ヒットで知られる大ベテラン歌手、尾崎紀世彦なのだから意表をつく。

ウルトラセブンもうたっていた
「スタッフに悪いヤツ(飲み仲間)がいてさ、否も応もなく、やらされてあっという間に録音し終わっていたよ」

尾崎紀世彦 主題歌をうたうに至ったいきさつについて尾崎は、歌声同様よく響く声でそう説明し、笑う。

子供番組の主題歌は初めてではない。有名番組としては特撮ヒーローものの名作「ウルトラセブン」(1967年)の主題歌がある。当時在籍していた3人組コーラスグループ、ザ・ワンダースとしてうたった。もっとも録音時はジ・エコーズという別名を名乗らされた。理由の詳細は知らない。「なにかの権利関係だったのかな」

そんなことから当時もその後も自分が参加していたことはだまってきたが、ここへきて「もう解禁かなと思って話したら、けっこう話題になったね」。ちなみに冒頭で「セブン」と3回繰り返す部分、3番目のいちばん高い部分をうたっている。

「ウルトラセブン」の主題歌は、自分なりの工夫などは一切せず、渡された譜面どおりにうたった。

「楽器演奏の人たち同じ。譜面通りに演奏したら『お疲れさん』みたいな。子供たちの合唱隊と一緒にうたったから、自分なりの抑揚などはつけないほうがよかったし」と振り返る。

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「科学忍者隊ガッチャピン」

「科学忍者隊ガッチャピン」
BSフジ
毎週月〜金曜午後5時25分〜同30分
月〜金曜午前9時〜同5分にリピート放送
番組についてはこちら
「科学忍者隊ガッチャピン」公式サイトはこちら

番組情報
「科学忍者隊ガッチャマン」は、国際科学技術庁の南部博士の下に結成された特殊部隊。特殊スーツに身を包み、科学忍法を駆使して、世界征服を企み、さまざまな犯罪を行う悪の秘密結社に立ち向かっていた。そして彼らの戦いによって、地球は救われたかに見えた…。しかし!ひっそりと、もう一つの危機が地球に迫っていた。 そして、今…地球を守るもう1つの「科学忍者隊」のストーリーが幕を開ける! ひらりと舞い降りた白い翼…、そう、彼こそ「科学忍者隊ガッチャピン」!!
ガッチャピンはムックン博士が見守る中、次々と正義のチャレンジを繰り広げる!! 浅草花やしきを秘密基地したムックン博士と5人のガッチャピンたち。彼らが立ち向かう敵は、なんとガチャピンとムックの巨大ロボットだった。誰が何の目的でつくったのか?
はたして、巨大ロボットから浅草を守れるのか!? 地球の平和を守るためガッチャピンは正義の心と熱いチャレンジ精神で日夜戦い続けていくのだ!