産経Webへ戻る
ENAKってどういう意味? | お知らせ | 新聞バックナンバー購入 | 問い合わせ | リンク・著作権
ページ 1 | 2
||尾崎紀世彦インタビュー[2]

尾崎紀世彦こんどの「ガッチャピン」は逆だ。歌の最後に低音から「う〜ガッチャピン」とたっぷりと音を引っ張ってみせるのは、尾崎自身のアイデアだ。

「子供たちも一緒に『う〜』ってやれるでしょ。ああいうアイデアは、うたっているうちにふとわいてくる」

正しい日本語でうたう
もうひとつ、これは、今回に限らないが「歌詞をはっきりとうたうことを心がけた」。

「汚い濁音でうたう人がいるでしょ。あれはいけない。日本語が汚くなるから。大人にもこの歌を聴いてもらい、日本語はこれだけきれいなんだと認識していただければ」

汚い発音でうたったCDは、うたっている若者より、それを注意しない制作陣が悪い。はしをちゃんともてないタレントは持ち方を学んでからテレビに出ろ。

「おれは、小うるさいクソじじいになってんの」と笑う。

古着屋で見つけたという祭りの法被を上着代わりに羽織ってきた。

「『また逢う日まで』の印象で“洋食”の人だと思われているみたいだけど、意外と“納豆”なんですよ。演歌歌手 だったらよかった」

歌屋の性
「別れの夜明け」でソロ歌手としてデビューしたのが1970年。「また逢う日まで」で各賞を総なめにしたのが翌71年だが、ハワイアンバンドの一員として音楽の世界に飛び込んだのはそれよりもずっと前。「もう50年になる」

それでも子供番組の主題歌だろうとうたいたいという。

尾崎紀世彦「“歌屋”の性だね」

デビューして3年めぐらいのころ、不規則な生活のために体重がどんどん落ち、47キロぐらいになった。太らなくてはとだはこをやめた。太れなかったが、おかげでのどが長持ちしたと振り返る。音域はデビュー時と変わらないし、いまでもきれいなファルセットでハワイアンをうたえると言い切る。

「たばこはよくない。酒は、いくでもこい! のどには寝ないのがいちばんよくない。酒飲んでもいいから寝ろ。いまでもね、朝6時に新幹線に乗って4、5時間移動するとする。すると午前3時までは飲んでいる。そして移動時間に落語を子守歌にぐっすり眠る。現場についたら1時間ほどふろに入って声帯を温めて一気にうたう。そんなもんです」

「歌屋の性」という言葉がまさにぴったりだ。

「でも自分で言っておきながら、何がサガなのかはうまく説明できない。まあ、“熊本”ぐらいにしておいてよ」

前を読む






産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
2008(C)SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.

ここは記事のページです

「科学忍者隊ガッチャピン」

「科学忍者隊ガッチャピン」
BSフジ
毎週月〜金曜午後5時25分〜同30分
月〜金曜午前9時〜同5分にリピート放送
番組についてはこちら
「科学忍者隊ガッチャピン」公式サイトはこちら

番組情報
「科学忍者隊ガッチャマン」は、国際科学技術庁の南部博士の下に結成された特殊部隊。特殊スーツに身を包み、科学忍法を駆使して、世界征服を企み、さまざまな犯罪を行う悪の秘密結社に立ち向かっていた。そして彼らの戦いによって、地球は救われたかに見えた…。しかし!ひっそりと、もう一つの危機が地球に迫っていた。 そして、今…地球を守るもう1つの「科学忍者隊」のストーリーが幕を開ける! ひらりと舞い降りた白い翼…、そう、彼こそ「科学忍者隊ガッチャピン」!!
ガッチャピンはムックン博士が見守る中、次々と正義のチャレンジを繰り広げる!! 浅草花やしきを秘密基地したムックン博士と5人のガッチャピンたち。彼らが立ち向かう敵は、なんとガチャピンとムックの巨大ロボットだった。誰が何の目的でつくったのか?
はたして、巨大ロボットから浅草を守れるのか!? 地球の平和を守るためガッチャピンは正義の心と熱いチャレンジ精神で日夜戦い続けていくのだ!