−−具体的にはどのような内容になるのでしょうか?
ひとことでいえばショーです。筋書きのある舞台です。物語は人間の善と悪とを表現します。主人公は悪にひきずられるけれど、音楽などにより浄化される。人間って最後には天国にいけるものだと信じたいし、信じている。そういう、天国に向かうというか、前向きな気持ちになるような物語です。
−−善と悪。そうすると「エリザベート」のトート(死の化身)のようなかっこうしたり…
しません!
−−歌のほうは、どのような雰囲気のものを?
すでに全体の構成については90%ほどできあがっていて、選曲は私が考えました。具体的にいうと、たとえば「アベ・マリア」。この歌の場合、ふつうどおりに歌い出して途中からリズムがついて踊りの音楽に変化します。ほかにはグレゴリアン聖歌、私の大好きなアンドレア・ボチェッリの歌なども予定しています。また、ベートーベンの交響曲など歌詞のないクラシック音楽を編曲して踊りの場面で使ったりします。

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