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1988
マー、タイへ
当時はタイの伝統的スポーツであるセパタクロー(籐製のボールを蹴りあうスポーツ)に魅了され、タイを頻繁に訪れるようになる。後に日本代表選手として数々の国際試合に参加。

1977
マー、 選手生活に終止符を打ち、タイ語を真剣に学び始めるかたわら、もう一つの夢であった音楽活動(DJ、作曲等)にも従事し始める。

2001
マー、 この頃より本格的に作曲に取り組み始める。ユニットを結成しようと、オーディションを実施。この時にアースとファーを選抜。

2002
マーがプロデュースを手がけ本格的にアルバム制作に取り掛かる。

2003
ファーストアルバム「MAF バンコク」発売。
ENAK Interview 2004 VOL.11 MAF (2)
──「虎の兄」という歌ですが、これは昭和44年から46年に放送された日本のテレビアニメ番組「タイガーマスク」の主題歌をサンプリングしていますね。タイの人にもよく知られた歌なんですか?

■マー:日本のアニメはたくさん放送されています。「タイガーマスク」も、知られているはずですよ。

■アース:私は、テレビで見たかもしれないけれど、おそらくうんと幼いころだったはずなので、覚えていないです。

■ファー:たぶん、放送時には生まれていなかったと思うなあ。私は、もっとほかのアニメを見て育ちましたよ。たとえば…「バケラッタ!」(「オバケのQ太郎」)とか。バケラッタ〜!

■マー:じゃあ、次は「オバケのQ太郎」という曲を作ろうか。

── その曲作りについてですが、3人の役割分担なんかはあるのですか?

■マー:基本となるビートは僕が作ります。その後、歌全体のコンセプトを話し合い、アースとファーそれぞれの担当パートは、なるべく各自で作るようにさせています。

──すると、ラップの部分の歌詞はアースが書いて、旋律のある部分の歌詞はファーが書く。そう理解してよろしいですか?

■マー:そう。ラップの部分は、アースひとりで手に負えない場合、仲間のラッパーに手伝ってもらうこともありますね。

── 旋律は?

■マー:基本的には、僕が骨格を作ります。それができると、ファーが、タイ独特の撥音とうまく絡み合うようにしながら歌詞作りを始めます。ファーには歌詞を書く前に必ず旋律を聴かせ、タイ語がうまく旋律にのるように配慮してもらっています。

■ファー:曲作りは大好き。楽しいもの!

──ところで、ヒップホップって、タイではよく聴かれる音楽なんですか?

■アース:一般的に聴かれ始めているところ、といったらいいでしょうね。ただ、インディーズでは、すでに非常に人気を獲得しています。ヒップホップダンスやDJの技術を教えるスクールも登場しました。

──MAFの歌詞の世界ってどんなものなんですか? 米国のヒップホップの中には、暴力的だったり、破壊的だったりする歌詞のものもありますが。

■アース:MAFらしさは何かと聞かれたら、それはタイらしさを伝えることだと思っています。タイは、ほほえみの国といわれますが、私たちの音楽を聴いた人がほほえめるような音楽を目指しています。身辺のできごとをポジティブな考え方でとらえて曲にします。

■ファー:もちろん、たまには、ちょっと悲しい感情を歌ったものもありますよ。たとえば「過去」という歌は、おばけの悲恋なんかを描きました。でもね確かに基本的にはポジティブですね。

■マー:くだらないことだって真剣にやり続ければ、おもしろいものとなって外に出ていく。そういう精神が基本になっていますね。苦しい状況もよい方向にもっていこうする。そういう感じですね。

──なるほど。実際、みなさんの音楽は朗らかで、曲によっては非常に音楽性も豊かだったり。タイのヒップホップかあ…と最初敬遠気味だった僕ですが、なんだか妙に元気になれるので、すっかりファンになってしまいました。きょうはありがとうございました。

■ファー:あ、読者のみなさんに、伝えてください。日本のレコード会社宛てにファンレターをいただければ、必ず返事を書きますと。すぐにというわけにはいかないとしても、絶対に返事を書きます!


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