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SUMiRE MEMO
6月3日 大阪夕刊
by 平松澄子
公演詳細は公式サイト

(1)軽やかなダンス
(2)軽やかなダンス
(3)トップ就任「突き進むしかない」
(4)青年貴族の次は待望のオスカル
連載 産経新聞における主な塚関連連載記事は次のとおりです。

・大阪本社が発行する毎週金曜日夕刊の「タカラジェンヌ 夢の軌跡」

・大阪本社が発行する毎月第2火曜日の「宝塚ファンタジア 夢の小部屋」

番組表 東京版朝刊TVメディア面のBS・CS欄にはCSチャンネル「TAKARAZUKA SKY STAGE」の番組表と解説を毎日掲載しています。

僚誌 月刊「TVnavi」に「Stars of TAKARAZUKA」を連載中。
ENAK編集部
編集局文化部
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タカラジェンヌ 夢の軌跡:雪組 朝海ひかる(1)
軽やかなダンス
「宝塚にいることは自分自身でもありえない出来事に思える」という
「宝塚にいることは自分自身でもありえない出来事に思える」という
キュートな魅力でアイドル性豊か。外見はきゃしゃだが、シンが強くて骨っぽい。雪組トップ在任も2年半になり、宝塚大劇場で24日初日の「霧のミラノ」「ワンダーランド」で5公演目(8月1日まで)。トップの座を「人のやさしさが身にしみる場所ですね」と表現した。

宮城県仙台市出身。高校の音楽の先生にすすめられて宝塚を受験。一発合格した。

「小さいころからモダンダンスやクラシックバレエを習っていて、踊ることは好きでしたが、将来は語学を習ってスチュワーデスになりたいと思っていたんです。のちのちの話のタネにでもと受験して、せっかく合格したんだから入ろうかと。ウチの期は谷底の低い倍率でしたね」

とはいうものの、平成3年入団の同期生は、花組トップの春野寿美礼、星組2番手の安蘭けい、宙組の娘役トップ、花總まりら実力派ぞろいだ。

初舞台は涼風真世時代の月組「ベルサイユのばら〜オスカル編」で、かわいい兵隊さんのロケットがデビュー。4年1月に花組配属となり、軽やかなダンスで注目を集め、6年7月のロンドン公演には最下級生で選抜された。

「花組ではショーのほうで、いろんなことをさせていただきましたね。女役は2作に1回ぐらいあったし、少年役も多かった。『ラ・ノーバ!』(5年)で初めて小人数の場面で踊れたときはうれしかったです。海外公演は環境が変わって、お弁当の手配など雑用まで楽しかった」

ブロードウェー・ミュージカル「ハウ・トゥー・サクシード」(8年)の新人公演第2部では、初の大役となるバド役でコミカルな演技に挑んだ。

「あのころは、本役の愛華みれさんのものまねをすることに一生懸命でしたね。私は新公の主役はしていないんですよ」

10年1月の宙組発足に伴い、組替え。「エリザベート」の大劇場公演で皇太子ルドルフ役をさわやかに演じたあと、同年12月には雪組に組替えになった。

「宙組には1公演半しかいなかったんですが、ルドルフでは歌を1曲歌うのが初めての経験。毎日死ぬほど練習して、歌を必死でやり始めた時期でした」



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