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SUMiRE MEMO
5月27日の大阪夕刊
by 平松澄子

(1)大きいスケール、役作りは繊細
(2)新公初主演で芝居に目覚める
(3)トップ披露公演で芸術祭優秀賞
(4)宝塚でしか見られない夢をとことん
公演の詳細は公式サイトで
連載 産経新聞における主な塚関連連載記事は次のとおりです。

・大阪本社が発行する毎週金曜日夕刊の「タカラジェンヌ 夢の軌跡」

・大阪本社が発行する毎月第2火曜日の「宝塚ファンタジア 夢の小部屋」

番組表 東京版朝刊TVメディア面のBS・CS欄にはCSチャンネル「TAKARAZUKA SKY STAGE」の番組表と解説を毎日掲載しています。

僚誌 月刊「TVnavi」に「Stars of TAKARAZUKA」を連載中。
ENAK編集部
編集局文化部
TVnaviサイトはこちら
星組 湖月わたる(4):タカラジェンヌ 夢の軌跡
宝塚でしか見られない夢をとことん
オフの楽しみは「自分で車を運転して、映画を見に行くこと」とか
オフの楽しみは「自分で車を運転して、映画を見に行くこと」とか
星組トップに就任後、「王家に捧ぐ歌」のラダメスに始まり、「1914/愛」のブリュアン、「花舞う長安」の玄宗皇帝、そして現在、宝塚大劇場で上演中の「長崎しぐれ坂」の卯之助と、公演のたびに色の違った役を演じて、どんどん成長する姿を見せている。

「今回のような人情劇は、役の気持ちがわかるのでひかれますね。逆に、ヒーローや英雄的な役は、普段いけない世界にいける楽しさはあります」

また、ダイナミックなダンスが魅力のショーでは、これまでアルフォンソら外国人の振付家が担当する作品も多い。

「宝塚のすごいところは、日本でも第一線で活躍されている振付家の方が続々来られる。めったに会えない方たちの指導をうけられる幸せを感じますね」

そして、次の作品はあの大ヒット作「ベルサイユのばら−フェルゼンとマリー・アントワネット編」(来年1−2月、大劇場)で、純二枚目のフェルゼンを演じることが決まった。相手役は白羽ゆりに変わり、9月の全国ツアー公演から新たなトップ・コンビとなる。

「アハッ。私はアンドレ派で、専科時代に演じられたことがうれしくて、私の中では終わっていたんですけどね。フェルゼンには『風と共に去りぬ』のアシュレの時と同じ衝撃を感じます」という。

「アシュレは役の色付けも肉付けも全部いらない、透き通った二枚目。それでいて一瞬、バトラーよりいい男に思わせなければならない。ウワッ、似合わない私にできるかなって」

が、結果は大好評。ハードルが高いほどヤル気がわいてくるタイプのようで、気持ちの切り替えも早い。「悩むときって結構がんばれるんですよ。また新たな、違う山に登らなきゃならない刺激や、やらなければならないことが山積ですからね」。スケールの大きなフェルゼンが期待できそうだ。

これからの夢は?と聞くと、「遠い夢はわからない。私たちって、とっても夢のある仕事をしている。今、宝塚にいるときでしか見れない夢を、とことん見たいなって気持ちです」と答えた。(おわり:次回は雪組トップスター、朝海ひかるです)




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