２００７年後半のラインアップを発表

宙組新トップコンビお披露目は初再演作品

12月15日（金）

宝塚歌劇団は１５日、来年後半の公演予定を発表した。

退団する貴城けいの後を受けて宙組トップスターに就任する大和悠河と同じく退団する貴城の相手役、紫城るいの後任、陽月華による新トップコンビの大劇場お披露目公演は、「バレンシアの熱い花」（作演出・柴田侑宏、演出・中村暁）。１９７６年に榛名由梨、瀬戸内美八らの月組で上演された作品で、再演はこれが初めてになる。６月に宝塚大劇場で。東京宝塚劇場では８月に。

９月の花組は小池修一郎作演出の「アデュー・マルセイユ」。東京は１１月。同組は７月に大阪・梅田芸術劇場で「源氏物語　あさきゆめみしＩＩ」も。２０００年に愛華みれら花組が上演した作品を再構築。フィナーレをつけ加える。

星組は漫画家、青池保子の「エル・アルコン−鷹−」を齋藤吉正の脚本・演出で。

９月の東京・日生劇場公演は本邦初上演となるミュージカル「ｋｅａｎ　キーン」。専科の轟悠が主演。星組選抜メンバーが出演する。

公演期間	組	作品名	演出家など	劇場
5月22日 -6月18日	月	グランド・ミュージカル 「ダル・レークの恋」	作・菊田一夫、潤色演出・酒井澄夫	全国ツアー
5月19日 -6月4日	月	パウ・なにわ人情ミュージカル 「大阪侍」−けったいな人々− 〜司馬遼太郎作「大阪侍」より〜 主演・霧矢大夢	脚本演出・石田昌也	宝塚バウホール
6月9日 -15日				日本青年館
6月16日 -25日	花	Musical「舞姫」−MAIHIME− 〜森鴎外原作「舞姫」より〜 主演・愛音羽麗	脚本演出・植田景子	宝塚バウホール
6月22日 -7月30日	宙	ミュージカル・ロマン 「バレンシアの熱い花」	作演出・柴田侑宏	宝塚大劇場
		コズミック・フェスティバル 「宙　FANTASISTA!」	作演出・藤井大介
7月7日 -23日	花	宝塚ミュージカル・ロマン 「源氏物語　あさきゆめみしII」	原作・大和和紀、脚本演出家・草野旦	梅田芸術劇場メインホール
8月1日 -23日	星	ミュージカル 「シークレット・ハンター」−この世で、俺に盗めぬものはない−	作演出・児玉明子	博多座
		ロマンチック・レビュー 「ネオ・ダンディズム! II」−男の美学−	作演出・岡田敬二
8月3日 -9月17日	月	スピリチュアル・シンフォニー 「MAHOROBA」−遥か彼方YAMATO−	作演出振付・謝珠恵	宝塚大劇場
		ミュージカル 「マジシャンの憂鬱」（仮題）	作演出・正塚晴彦
8月17日 -9月30日	宙	ミュージカル・ロマン 「バレンシアの熱い花」	作演出・柴田侑宏	東京宝塚劇場
		コズミック・フェスティバル 「宙　FANTASISTA!」	作演出・藤井大介
9月1日 -23日	星	ミュージカル 「Keanキーン」 主演・轟悠	脚本演出・谷正純	日生劇場
9月21日 -10月29日	花	ミュージカル・ピカレスク 「アデュー・マルセイユ」−マルセイユから愛を込めて−	作演出・小池修一郎	宝塚大劇場
		グランド・レビュー 「ラブ・シンフォニー」	作演出・中村一徳
10月5日 -11月11日	月	スピリチュアル・シンフォニー 「MAHOROBA」−遥か彼方YAMATO−	作演出振付・謝珠恵	東京宝塚劇場
		ミュージカル 「マジシャンの憂鬱」（仮題）	作演出・正塚晴彦
11月2日 -12月15日	星	グラン・ステージ 「エル・アルコン−鷹−」 〜青池保子原作「エル・アルコン−鷹−」「七つの海七つの空」より〜	脚本演出・齋藤吉正	宝塚大劇場
		グラン・ファンタジー 「レビュー・オルキス−蘭の星−」	作演出・草野旦
11月16日 -12月24日	花	ミュージカル・ピカレスク 「アデュー・マルセイユ」−マルセイユから愛を込めて−	作演出・小池修一郎	東京宝塚劇場
		グランド・レビュー 「ラブ・シンフォニー」	作演出・中村一徳

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