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月組「暁のローマ」「レ・ビジユー・ブリアン」東京公演始まる
夏だから熱いロックでミュージカル
7月7日(金) ENAK
宝塚歌劇団月組「暁のローマ」(木村信司脚本・演出)「レ・ビジユー・ブリアン」(酒井澄夫作・演出)東京公演が7日、東京・日比谷の東京宝塚劇場で始まった。8月20日まで。専科の轟悠が特別出演している。

暁のローマの場面 「暁のローマ」は、「ブルータス、お前もか!」のセリフが有名なシェークスピア原作の「ジュリアス・シーザー」をもとに、ロック音楽(作曲は甲斐正人)と現代感覚のファッション(デザインは有村淳)で見せる作品。

冒頭の緞帳前で、霧矢大夢と北翔海莉が“道化役”となり、時代背景を大阪弁の掛け合いで説明して物語が始まる。演出の木村は「シェークスピアということで構える観客がいるかもしれない。かた苦しくならずに観ていただくための仕掛け」だという。

ローマの絶対的な指導者となった将軍カエサル(=シーザー、轟)だったが、独裁を懸念する政治家たちは、共和制を理想とするブルータス(瀬奈じゅん)をリーダーに立ててカエサルを暗殺する。しかし、副将アントニウス(霧矢)がカエサルの遺言状を読み上げる巧みな演説で、ローマ市民たちの心情は一転。追われる身になったブルータスは戦いに敗れ、自害する。

スサノオ−創国の魁−」「炎にくちづけを」など常に明確な主題を打ち出してから脚本作りをするという木村だが、今回はカエサルとブルータスという2人の人物のぶつかり合いの中からテーマをあぶりだすという手法を初めてとったとしている。

レ・ビジュー・ブリアン 「レ・ビジユー・ブリアン」は宝石の持つきらめきをイメージした、懐かしい香りのするレビュー。轟と瀬奈がそっくりの宝石泥棒姿で共演する「ビッグダイヤモンド」のシーンは、スターの魅力で見せるレビューならではの醍醐味を感じさせる。また、「情炎のタンゴ」では轟が圧倒的な歌唱力で場を引き締める。

同日は午前に舞台げいこが行われ、けいこの後、劇場内で轟と瀬奈が記者会見した。轟、瀬奈はショーで着用した金色、銀色のタキシードに着替えて「金さんで〜す」「銀さんで〜す」と会見の場に出てきて報道陣を笑わせた(→記者会見全文はこちら)。

轟は2002(平成14)年、東京・日生劇場公演「風と共に去りぬ」で瀬奈と共演したことを引き合いに、「その成長ぶりを感じながら舞台を作っていきます。月組はおとなしいい、大人っぽい、シンプルでスタイリッシュ。でも、ひとりひとりは内側に熱いものをもっている。それぞれが、それぞれを思い合っている組ですね」。

瀬奈は「今回は組長の夏河ゆらを筆頭に退団者や組替え者が大勢いますし、専科から轟さんが出演してくださっています。いまこのメンバーでしかできない熱い舞台をお送りしたいと意気込んでいます」と意気込みを力強く語った。

STAGE GRAPHこちら



JAZZYな妖精たちSTAGE GRAPH 瀬奈じゅんに聞く 「暁のローマ」大劇場評




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