そして塔は完成した。ギスターブ(霧矢大夢)の功績をたたえてエッフェル塔と名づけられた。そしてアルマンドたちは、“やっと”持ち逃げした。人々も“やっと”アルマンドたちがペテン師だったと気づく。だが、ギスターブは2人をかばう。「彼らがいなければ、僕の夢はかなわなかった」。人々もいう。金庫にはほんの少しのお金しか残っていなかった。