宙組「維新回天・竜馬伝!」「ザ・クラシック」東京公演始まる
貴城けい 会見一問一答
1月2日(火)
2日、東京・日比谷の東京宝塚劇場で行われた宙組「維新回天」「ザ・クラシック」の舞台稽古後に行われた同組トップスター、貴城けいの会見一問一答は次のとおり。
貴城けい あけましておめでとうございます。本日はおあつまりいただいてありがとうございます。千秋楽まで精いっぱいがんばりたいと思いますので、よろしくお願いします。
−−今回公演の見所は?
貴城 お芝居のほうはお正月らしい日本物で、坂本竜馬という歴史上人気のある人物を演じさせていただいています。ショーもショパンという、こちらもだれもが知っている有名な方をテーマに、彼のさまざまな曲にのせて展開します。ショパン自身が登場する場面もあります。お芝居とショーとでまったく異なる世界をお楽しみいただけるのがポイントです。
−−今の宙組について
貴城 全員がそろったのは大劇場公演のお芝居からですが、それまでの間も(全員一緒ではなかったけれど)いくつかの公演をしましたので、ずっと宙組にいたような−−あつかましいかもしれませんが−−感じがしています。今の宙組ははじけています。伸び伸び自由に演じたりうたったりしているのが分かります。ですから、今の宙組を表現すると元気いっぱいの、パワーのある組かな、と思っています。
−−相手役の紫城るいについて
貴城 こうして最後にるいちゃんと巡り会えたのは、奇跡だと思うので、この出会いを大切に一緒に時を過ごしています。いちばん近くにいて分かり合える存在だと思うので、なんでも言い合って、よりよい舞台をお見せしたいです。

−−今年の抱負は?
貴城 今年の抱負? はい、まずはこの公演を精いっぱい健康で元気に、心を込めて作り上げます。その跡のことは、ゆっくりと考えようかなと。
−−退団。どんな心境ですか?
貴城 たとえば通し舞台稽古でも、15年やってきたことが、これで最後なんだ思うことが、これからたくさん出てくるでしょうから、ひとつひとつを大切にして過ごしたいです。

−−ショーでうたう「虹色の空」には別れのメッセージが込められている
貴城 私からお客さまへのメッセージも込められているし、るいちゃんや今回退団する6人の分も込められています。私はみんなの代表として、そのメッセージを伝えたいと思ってうたっています。
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