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宙組「維新回天・竜馬伝!」「ザ・クラシック」東京公演始まる
最後の時を大切に過ごしたい
1月2日(火)
「維新回天」ラストシーン 宝塚歌劇宙組「維新回天・竜馬伝!−硬派・坂本竜馬III−」(作演出・石田昌也)「ザ・クラシック」(作演出・草野旦)東京公演が2日、東京・日比谷の東京宝塚劇場で始まった。宙組新生トップコンビ、貴城けい紫城るいのお披露目公演であり、同時に退団公演になる。2月12日まで。

「維新回天…」は平成元年に宝塚バウホールで初演した作品を、大劇場用に大胆にリメークした。薩長同盟と大政奉還の歴史的な出来事を軸に、明治維新の立役者となった竜馬(貴城)を中心とした青春群像を描いている。

勝海舟(立ともみ=専科)、中岡慎太郎(大和悠河)、徳川慶喜(蘭寿とむ)、西郷隆盛(寿つかさ)、桂小五郎(北翔海莉)ら実在の人物が大勢登場。その間を飛び回る自由人の竜馬を、貴城はキュートでさわやかに、だれからも愛されるキャラクターとして表現した。そんな竜馬を愛するお竜役の紫城もおきゃんでいじらしい。 「おぎゃー」という赤ん坊の泣き声で始まり、土佐の「よさこい踊り」で終わる石田演出は、随所に笑いのツボをちりばめ、明るく軽やかに見せる。ウエスタン調の音楽も効果的だ。

「ザ・クラシック」よりかしげさんとるいるいのデュエットダンス 「ザ・クラシック」は“ピアノの詩人”といわれるショパンの名曲を中心に、クラシックの世界をレビュー化した作品。貴公子タイプの貴城には涼やかで美しいメロディーがよく似合い、品よく華麗に舞い、歌う。

男役のかっこよさを強調する軍服をアレンジした衣装を多用。フィナーレでは赤い軍服の群舞の中に、オフホワイトの貴城が際立つ。

この日は午前の舞台稽古に続いて劇場内で貴城の会見が行われた。貴城は「お芝居はお正月らしい日本物。ショーはショパンをモチーフにまったく異なる世界をお楽しみいただけます」と、作品をアピール。

「通し舞台稽古もそうですが、(退団を前に)これまで15年やってきたけれど今回が最後になるということが、これからたくさん出てきます。(千秋楽まで)大切に過ごしていきたい」とかみしめるように語った。

フィナーレのかしげさん



劇場2階売店がリニューアル
東京宝塚劇場2階の売店が2日から、「カフェ・ド・ルポ」としてリニューアルオープンした。無農薬米を使ったおにぎりなど「宝塚らしく健康と美を追求したメニューを提供します」(宝塚歌劇団広報)という。

カフェ・ド・ルポ

調理に時間がかかるメニューもあり、それらについては開演前に予約して幕間に渡すシステムを導入。

「価格も劇場内としては抑えめ」(同)としている。

主なメニューは、六穀米&抹茶パンの宝塚サンド(750円)、ベーグルのタラモサンド(600円)、雷神米の香味おにぎり(500円)、シェフコダワリとろ〜りプリン(330円)、宝塚ホテルの焼き菓子(480円)、ミックス生ジュース(350円)、カルーアソフトクリームゼリー(350円)。

STAGE GRAPHはこちらです。観劇予定のある方は観劇後にご覧ください。



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STAGE GRAPH
貴城けい 会見一問一答