結婚生活はエリザベート(白羽ゆり)には、束縛の日々だった。発言力をもつフランツの母、皇太后ゾフィー。フランツが自分よりもゾフィーの言葉を支持することには激しく絶望した。絶望の淵で死を選ぼうとするエリザベートだが、彼女は苦境の中でむしろ、より自分らしく生きていこうと目覚める。自分の命は自分だけのものだと。