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The name of タカラジェンヌII 花組 朝夏まなと
みんなに愛されるように 母の願い込め
2007/10/29
産経新聞大阪夕刊 by 平松澄子
「愛人」をひらかなの「まなと」にして、家族で考えたそうだ。「みんなに愛される人であるようにというのは、おもに母の願い。『朝夏』はさわやかなイメージの当て字です。次第にこの芸名を意識するようになってきましたね」
大きな目が印象的な、長身（１７２センチ）の男役ホープ。宝塚大劇場で公演中の「アデュー・マルセイユ」新人公演で、主役のジェラールを落ち着いて演じた（１６日）。新公の主演は１７年「マラケシュ・紅の墓標」のリュドヴィーク役、今年２月の「明智小五郎の事件簿−黒蜥蜴」の明智小五郎役に次いで、３度目である。
「最初のときは、びっくりして、あまりよく覚えてないんです。２度目はまた初めてのような感じで、戸惑って余裕がなかった。今回は周りを見つつ、自分の役をやることができたと思います。東京公演に向けての課題は、歌の表現力を深めることです」
自分で成長を感じられたのだろう。胸を張って答えた。
佐賀にやってきた全国ツアー公演「うたかたの恋」を見て、宝塚受験を決め、中学卒業時に一発合格した。「バレエを３歳から習っていたんですが、すごい背が伸びちゃって。たぶん無理だろうと思いながら、チャレンジしてみたんです」
初舞台は「プラハの春」。花組配属になり、最初の公演は大作「エリザべート」だった。「何もかもが新鮮でしたね」。１７年に上方落語を題材にしたユニークな作品「くらわんか」（宝塚バウホール）で、貧乏神と徳兵衛の２役を交互に演じて一気に注目を浴びる。「オーディションで出演が決まったんですよ。舞台で男の役をどれだけ生きるかという勉強になりました」。１８年の大阪シアター・ドラマシティ公演「ＭＩＮＤ ＴＲＡＶＥＬＬＥＲ〜記憶の旅人」のルーク役は、等身大の役で好きだという。
「ひとつのイメージに収まらない、心も雰囲気も大きい男役が理想。来年、バウの『蒼いくちづけ』でドラキュラ役をさせていただくのがすごく楽しみです」
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大きな目が印象的な、長身（１７２センチ）の男役ホープ。宝塚大劇場で公演中の「アデュー・マルセイユ」新人公演で、主役のジェラールを落ち着いて演じた（１６日）。新公の主演は１７年「マラケシュ・紅の墓標」のリュドヴィーク役、今年２月の「明智小五郎の事件簿−黒蜥蜴」の明智小五郎役に次いで、３度目である。
「最初のときは、びっくりして、あまりよく覚えてないんです。２度目はまた初めてのような感じで、戸惑って余裕がなかった。今回は周りを見つつ、自分の役をやることができたと思います。東京公演に向けての課題は、歌の表現力を深めることです」
自分で成長を感じられたのだろう。胸を張って答えた。
佐賀にやってきた全国ツアー公演「うたかたの恋」を見て、宝塚受験を決め、中学卒業時に一発合格した。「バレエを３歳から習っていたんですが、すごい背が伸びちゃって。たぶん無理だろうと思いながら、チャレンジしてみたんです」
初舞台は「プラハの春」。花組配属になり、最初の公演は大作「エリザべート」だった。「何もかもが新鮮でしたね」。１７年に上方落語を題材にしたユニークな作品「くらわんか」（宝塚バウホール）で、貧乏神と徳兵衛の２役を交互に演じて一気に注目を浴びる。「オーディションで出演が決まったんですよ。舞台で男の役をどれだけ生きるかという勉強になりました」。１８年の大阪シアター・ドラマシティ公演「ＭＩＮＤ ＴＲＡＶＥＬＬＥＲ〜記憶の旅人」のルーク役は、等身大の役で好きだという。
「ひとつのイメージに収まらない、心も雰囲気も大きい男役が理想。来年、バウの『蒼いくちづけ』でドラキュラ役をさせていただくのがすごく楽しみです」
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 佐賀市出身 
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