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The name of タカラジェンヌII
星組 南海まり 南の海のように穏やかで
   by 平松澄子
小さいころから海が好きで、『赤ちゃんの名前辞典』で「南海」を“みなみ”と読むことを知り、芸名に決めたという。

南海まり「あったかい南の海のように、おおらかで穏やかで、心安らかな舞台人になりたいなと思って。『まり』は本名から。母がいっぱい考えてくれたんですが、提出の前日に自分で変更したんです」

東京・日生劇場公演「KEAN」でヒロインのエレナ役に奮闘している(23日まで)。主演の専科トップ、轟悠が演じる天才役者キーンと、プリンス・オブ・ウェールズ(柚希礼音)の双方から愛されるデンマーク大使夫人というモテモテの役だ。

「私は日生劇場も、海外ミュージカルも初めて。新人公演のヒロインも経験していない。エレナ役はびっくりしました。難しいですが、自分が変わりたいと思っているときに出合った大人の女性の役なので、大切に演じたい。轟さんは私が初舞台のときのトップさん(雪組)。ご一緒できるのがうれしくて、極めていらっしゃる表現力や演技力を、そばにいて一滴残らず吸収したいと思っています」

この記事は携帯サイト「芸能サンスポ」でも読めます宝塚が大好きな母親に連れられて、中学時代から劇場に通うようになり、高校3年で音楽学校を受験して、1回で合格した。「ノバ・ボサ・ノバ」で初舞台を踏み、星組に配属。初めてバレエダンサーの役がついたのが平成14年のバウホール「ヴィンターガルデン」。15年「ガラスの風景」新公での可憐なクララ役、16年「花舞う長安」新公での梅妃役などを経て、17年の大阪シアター・ドラマシティ「龍星」で初めてヒロインの砂浬役に抜擢(ばってき)される。

「主演の安蘭(けい)さんにいろんなことを教えていただきました。気持ちを内に秘めて葛藤(かっとう)や愛憎を表現する役。次第に演じるのが楽しくなりました」

今年は「シークレット・ハンター」で女刑事アナ・マリアをはつらつと演じた。「歌が大好き。宝塚の娘役としての気品や清楚さを失わず、かっこいい役や個性的な役にもチャレンジしていきたい」





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みなみ・まり
平成11年入団 東京都出身


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