●●安蘭けい
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「YOU
ARE MY LUCKY STAR」を歌う安蘭けい=東京・日比谷の日生劇場ロビー |
いま、幸せに思っています。ブロードウェイ・ミュージカルはあこがれで、それがやれるのは私の夢がかなったわけで、歌劇団と神様に感謝したいです。
とても有名な作品なので、みなさまの期待も大きくプレッシャーもありますが、プレッシャーをパワーに変えて、楽しんでもらえるものを作れるようがんばりたい。
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●●大和悠河
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自分で考えたという派手な振り付けで「LET'EM
LAUGH」を歌う大和悠河=東京・日比谷の日生劇場ロビー |
映画を見たとき、すてきな曲とダンス、タップが盛りだくさんで、とても楽しい作品だと思いました。そんな作品に出られるのはうれしい。
私が演じるコズモは、舞台に出てきただけで笑いが出る、楽しい役。楽しいんでいただけるよう演じられたらいい。一生懸命がんばります。 |
●●真飛聖
ブロードウェイ・ミュージカルをやれる喜びと、初の女役という貴重な経験をころから光栄だと思っています。すてきな女優に変身できるよう勉強してがんばります。
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●●陽月華
このように立派な劇場ですてきな作品に出られてうれしいです。私なりに、私らしく挑戦していきたいと思っています。
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●●一問一答
−−それぞれの役について
安蘭 映画をビデオで研究しました。ジーン・ケリーは、ダンスがすごくて、いまの時点ではまねすらできない。本番までには、この体で最大限の表現ができるようになりたい。役は映画スターで2枚目ということですが、コメディーでもありますし、2.5枚目ぐらいでがんばりたい。
大和 コズモは率先しておもしろいことをやる。おもしろいことが浮かんでくる人なのだと思う。私も自分らしくいろんなものを盛り込んで、私なりのコズモができたらいい。
真飛 映画のビデオを見たら、個性的な役だと思いました。演技力が問われるのかなと心配ですが、がんばります。
陽月 ビデオを見て感じたことはキュートで生命力あふれる女性だということです。歌も踊りもすばらしく、私の限界に挑戦したいと思います。
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会見の後の記念撮影=東京・日比谷の日生劇場ロビー |
−−大和さんは宙組からの出演ということになりますが
大和 めったにない機会。星組のみなさんのお芝居づくりを、楽しい刺激として吸収したい。
安蘭 タニ(大和の愛称)とは初めて組みますが、タニはコメディーをけっこう経験していますよね?
大和 おどけた役は割と多いです
安蘭 私は少ないので、教わりたいなと思っています。なにしろ、タニは先ほどの歌の振り付けも自分で考えたんですよね?
大和 はい。
−−そうなんですか。振り付けのポイントは?
大和 ともかく、(歌の題どおりに)「笑え!」と。ただ4人の中で最初に出ていかなくてはならなかったので、緊張して、失敗した部分もありますが…。
−−宝塚の劇場とは違うものをということですが、そのあたりの魅力はどう作るのか?
安蘭 宝塚を意識せずに、ひとりの役者として演じ、楽しんでいただけたら。
大和 日生劇場だということもあるし、ブロードウェイ・ミュージカル゛ということもあり、おのずと普段の公演とは違ってくると思います。ともかく、みんなで一丸となって楽しくやれたらいい。
真飛 今回、若い出演者が多いのでパワーを感じてもらいたい。
陽月 私の場合、このような場(記者会見)に参加させていただくこと自体、初めてなので、そこ(質問の意図)まで頭が回らないのですけど…ショーの場面など華やかさが伝えられたらいいなと思います。
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緊張しまくっていた陽月(左)のかわいらしい受け答えが、ほかの3人をリラックスさせた=東京・日比谷の日生劇場ロビー |
−−安蘭さんはタップが得意と聞きましたが
安蘭 タップは、真飛をのぞく3人が踊ります。久しぶりなのでかなり大変です。音楽学校時代は、得意だったのに。本番までそれほど日にちもありませんが、がんばりたいと思います。
−−雨の場面では本物の水を使うそうですが
安蘭 雨の中でタップを踏むわけです。雨が降っていなくてもタップは大変なのに。舞台の上で滑らないようにしないといけませんね。
−−大和さんはタップはどうですか?
大和 私も久しぶりなので、基本から勉強して、猛特訓でがんばります。
−−陽月さんは?
陽月 おふたりについていくのみでございます。
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安蘭けい(右)と大和悠河=東京・日比谷の日生劇場ロビー |
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