宝塚ミュージカルロマン「春麗の淡き光に」は、絢爛な衣装なのに、華やかというのは違う。いってみれば、水墨画の上に桜の花びらを散らしたような色彩感覚の作品だ。時代を変えようとしてなしえなかった男の悲劇と恋と友情のドラマは、深く掘り下げれば、さらにいろいろな物語をみつけることができる。みる人それぞれが必要としている物語が。ENAKもENAKなりの解釈をしてみる。これを読んでも、これから観劇する人は、まったく違う物語をみつけられるかもしれない。[グラフを観る]
ダンシング・レビュー「Joyful!!」は、ともかくきらびやか。主題は音楽。さまざまな音楽が次から次へと飛び出す。ENAKでは、もちろん音はお届けできない。せめてその楽しさの断片でも伝われば![グラフを観る]
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