戦が終わった後の戦場の惨状に心を痛めたジャンヌは、ピエールに髪を切るよう頼む。ピエールへの恋心を断ち切り、神に仕える救世主としての生き方を選んだのだ。ジャンヌの自分に対する思い。そして、自分のジャンヌに対する気持ち。ピエールは苦渋の思いでジャンヌの髪を切る。フランス全国民の希望の星になったジャンヌに自分のような男はふさわしくない。ピエールは、小さな村の用心棒に雇われ、ジャンヌの前から去っていく決意をする。