−−第1幕−−
夏の章


弟、近衛信尋の懸念に政仁親王(轟悠)は、自嘲気味に語り始める。自分が即位すれば、朝廷と幕府との間もうまくいくのだろうと考えた。だが、徳川の朝廷に対する干渉は厳しくなるばかりだ。自分は結局、飾り物として選ばれたにすぎない…と。
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