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星組公演「花舞う長安」
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「重い看板への挑戦」河村隆一 宝塚に歌を提供
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宝塚歌劇団は28日午後、東京・日比谷の東京宝塚劇場で、星組公演「歌劇『花舞う長安』−玄宗と楊貴妃−」「グランド・ショー『ロマンチカ宝塚’04』−ドルチェ・ヴィータ!」の製作発表を行った。湖月わたると檀れいのトップコンビのほか、「花舞う長安」に楽曲を提供したロックバンド、LUNA SEA(現在活動停止中)の河村隆一も出席し、記者会見した。
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記者会見した河村隆一(中央)、湖月わたる(右)、檀れい=東京宝塚劇場 |
河村は、「愛にただよう水蓮の花」という歌を作曲した。玄宗と楊貴妃が愛を近いあう場面でうたわれる。会見で河村は、「長い歴史をもつ宝塚に楽曲を提供するのは、いわば重い看板へのひとつの挑戦でした。中国の歴史絵巻ということで、僕の作品が合うのか不安でしたが、ふだんどおりでよいということでしたので、肩のを力も抜けて、よい作品ができたのではないかと思っています」と話した。
会見後、湖月と檀が歌を披露。ふたりの感想は、ともに「すてきな歌ですが、ちょっと難しい」。これに河村は「僕は自作自演が基本なので、ちょっと難しいもものを作って、それをうたえたときに達成感がある。それがおふたりの重荷にならなければいいが」と、気遣いを見せた。
「花舞う長安」は、井上靖の小説「楊貴妃伝」を基に演出家の酒井澄夫が脚本と演出を担当。知勇国の第六代皇帝、玄宗と楊貴妃の愛をえがく歴史ロマン。
「ロマンチカ宝塚’04」は、1940〜60年代の仏伊のリゾート地を舞台にシャンソン、カンツォーネ、さらには最近のユーロポップも交えたレビュー。
8月1日から九州・博多座で上演され、10月に宝塚大劇場(10月1日〜11月8日)、11月から東京宝塚劇場(11月26日〜12月26日)で、それぞれ上演予定。博多座公演のみ宙組の大和悠河が特別出演する。
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