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宝塚グランド・ロマン
「1914/愛」
作演出/谷正純
アポリネール(貴城けい)とマリー(叶千佳)は恋人。マリーは、その生い立ちから孤独を極度におそれる。そんなマリーを優しく見守るアポリネール。ある日、アポリネールは、パリ一番の画商、ポール・ギョーム(汐美真帆)を連れて、「ラ・リュシュ」へとやってくる。ラ・リュシュは、モディリアーニ(大和悠河)たちのアトリエ兼住居。いわば、若い画家たちの夢の巣だ。そこへ警官隊がなだれ込む。ルーブル美術館盗難事件に関与しているとしてアポリネールを連行してしまう。泣き叫ぶマリー。パリじゅうの芸術家たちに、逮捕の不当を訴え、連帯を呼びかけるといきりたつモディリアーニに対し、ポールは政治的な工作は自分に任せて君たちは絵をかき続けるのだと説得する。
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