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宝塚グランド・ロマン
「1914/愛」
作演出/谷正純
資産家の娘とただ結婚したのでは世間体が悪い、とフルーレ伯爵(立ともみ)は、歌のうまい娘と結婚するという家の掟をでっちあげ、世間の目をごまかす工作として歌のオーディションを行う。もちろん、優勝は資産家の娘と決まっているのだが、そんなことを知らない歌手志望のアデル(檀れい)は、神妙なおももちで列に加わっていた。アリスティドは、その面影に見覚えがあったが、思い出せない。アデルのルームメート、クロディーヌ(陽月華)が、オーディションの実体を知り、アデルに告げる。アデルは、アリスティドたちに啖呵を切る。「夢をもてあそぶなんて許せない」
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