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花組東京公演始まる
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きょうを精いっぱい生きることの幸せ教えてくれる
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宝塚歌劇団花組「ミュージカル・ロマン『La Esperanza-いつか叶う−』」(作・演出/正塚晴彦)、「レビュー・ファンタジー『TAKARAZUKA舞夢!』」(作・演出/藤井大介)の東京公演が16日から東京・日比谷の東京宝塚劇場で始まった(関連記事:制作発表)。
「La Esperanza」はブエノスアイレスで一流のタンゴダンサーを目指すカルロス(春野寿美礼)とが画の卵、ミルバ(ふづき美世)が、挫折しながらも夢をあきらめない姿を描く。主人公を、春野とふづきが等身大の人物として演じ、夢を信じ、きょうの日を精いっぱいに生きることのすばらしさが、見る者の心にスッと入っていくる。
「TAKARAZUKA舞夢」は、パンドラの箱、トロイ戦争などギリシャ神話をモチーフに「愛と夢」を描くダンシングファンタジー。元X-JapanのYOSHIKIが作った歌「世界の終わりの夜に」が、春野の熱唱により感動的に響き渡る。
宝塚歌劇90周年の特別企画として、月組の霧矢大夢、宙組の水夏希、専科の未沙のえるが参加して彩を添えている。公演ポスターは、ゲームソフトのキャラクター設定から舞台美術まで幅広く手がけている画家の天野喜孝が手がけた。
初日の16日は公演に先立ち、午前に舞台稽古が行われた。トップスターの春野寿美礼が次のようなコメントを発表した。
◆◆◆春野寿美礼コメント
今回のカルロス役(タンゴダンサー役)は、身近にいるような青年なので、今の自分が自然に役に反映できるように演じていきたいと思っています。
ショーで歌うYOSHIKIさん作曲の「世界の終わりの夜に」は、とても素敵なメロディーで、YOSHIKIさん独特の雰囲気があふれた素敵な曲です。歌わせていただけて光栄です。
特別出演の2人は、以前花組にいたのですが、違う組に行き、身に付けてきたものはとても大きく、今まで花組に無かった新鮮な色や風を運んでくれます。普段とは違う花組になっていますので、違った一面もみていただきたいです。千秋楽まで、出演者全員で楽しい作品を創り上げていきたいと思っております。是非みにいらしてください。
◆STAGE GRAPH こちらです。
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