−−第13場−−
鞍作不安
鎌足の策略は次々と張り巡らされていく。外国からの死者が大極殿を訪問することがきまった、と鞍作(彩輝)に連絡がくる。だが、その儀式は真実なのか? なんらかのわなではないかの? 不安な影を振り切れない鞍作は、忍びの者を使って調べる。その忍びの者まで鎌足の息がかかっているとは知らずに。何も問題はない。その報告を受けてなお不安な鞍作だが、唐にいこうという夢を瑪瑙(映美)と語るのだった。