宝塚歌劇団は3日午後、東京都内のホテルで花組公演
「エリザベート−愛と死の輪舞−」(潤色・演出=小池修一郎、演出=中村一徳)の制作発表を行った。
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会見に臨んだ彩吹、樹里、春野、大鳥、瀬奈(左から) |
ウイーンで初演されたヒットミュージカルに基づく作品で、宝塚にとっては4年ぶりの再演で、新トップスターの春野寿美礼のお披露目公演になる。
この日発表された主な配役は、次のとおり。
- トート(黄泉の帝王あるいは死):春野寿美礼
- エリザベート(オーストリア・ハンガリー帝国皇后):大鳥れい
- フランツ・ヨーゼフ(オーストリア・ハンガリー帝国皇帝):樹里咲穂
- ルイジ・ルキーニ(暗殺者):瀬奈じゅん
- ルドルフ(オーストリア・ハンガリー帝国皇太子):彩吹真央
会見には、春野以下主な配役の5人が出席。
春野は「男役として常に心がけているのは包容力をもつことですが、今回は人間ではないトートという役における包容力を追求したい」と抱負を語った。
なお、原版の2001年ドイツ公演から「私が踊る時」という新しい歌が加えられたのに伴い、宝塚版もこの歌が加わる。
会見に先立ち、春野と大鳥がそれぞれの衣装を身にまとって登場し、この“新曲”を披露した。
公演期間
- 宝塚大劇場 10月4日−−11月18日 前売り券は8月31日から発売
- 東京宝塚劇場 15年1月2日−−2月9日(予定) 前売り券は11月下旬から12月上旬に発売予定