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韓流シネマ・フェスティバル、六本木で開幕
映画「卑劣な街」 俳優、チョ・インソンに聞く
    東京朝刊 by 戸津井康之
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3年目を迎えた「韓流シネマ・フェスティバル」が東京・六本木のシネマート六本木でこのほど開幕。「卑劣な街」で昨年の韓国映画大賞主演男優賞を受賞したチョ・インソンがゲストとして来日した。この作品でアイドル路線から脱皮、ハードボイルドに挑んだインソンは「韓国映画が日本文化に浸透している現状がうれしい。韓国でも日本映画の人気は根強い。日韓を含むアジアの総合力でハリウッドに対抗していくことが僕の理想です」と夢を語る。

映画「卑劣な街」
映画「卑劣な街」

「卑劣な街」は韓国の闇社会、暴力団の人間模様を描いたノワール・アクション。監督はダイナミックなアクション演出とストイックな人物造形描写の演出に長(た)けたユ・ハ。「監督から出演依頼を受け、シナリオの内容もよく聞かないまま引き受けたんですよ」と苦笑した。

187センチの長身でモデル出身。端正な甘いマスクで、これまでの出演作は恋愛ものかラブ・コメディーがほとんどだった。「デビュー当時のイメージで僕の俳優としての方向性が固まった。だから“母性本能をくすぐるような甘い役柄”しか出演依頼されなくなって…。正直、不満でした」と明かす。

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