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歌手 林夕紀子 歌手 林夕紀子
想像のジャズ。美しいイメージの言葉。そんな宣伝文句に似つかわしい雰囲気の作品になっている。歌手、林夕起子の初アルバム「ティンブレ」。インディーズで独自の活動を続けてきた歌姫の心機一転の心境を聞いた。
歌がなければ自分じゃいられない

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||解放という名のソロ活動
林はショーロ・アズーというバンドで活動していた。

ショーロ・アズーは林のほかパーカッションとギターの3人組。2002年にデビュー。3枚のアルバムを残して昨年解散している。

ショーロ・アズーは、無国籍な音楽を作っていた。当時の歌唱スタイルについて聞いたら「すぐにシャウトしていた」というから、この「ティンブレ」の世界とはまるで違っていた。

「バンドを続けていて、やがてうたうこと自体がしんどくなってきました。歌がつらい。楽しくない。でも、あるときほかのバンドと一緒にうたったら楽しかった。歌がきらいになったのではなく、バンドがつらくなっていたのだと気づきました」

「バンドでは…がんばりすぎていた。音楽を自分が引っ張らないといけないと、すごくがんばっている自分がそこにいて、作品を客観的に聴くこともできませんでした」

かくしてバンドは解散したが、それでもうたいたい自分が残った。

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CD「timbre」
timbre
ewe records EWCD 0129

  1. I Think It's Going To Rain Today (Randy Newman)
  2. Astroboy −And The Proles On Parade- (The Buggles)
  3. Blackbird (The Beatles)
  4. Martha (Tom Waits)
  5. All Tomorrow's Parties (The Velvet Underground & Nico)
  6. Show Me (Dislocation Dance)
  7. Dear God (XTC)
  8. Revien Cherie (Fernando Saunders)
*(  )内はオリジナル・アーティスト。
Vocals : 林夕紀子
produced by 中島ノブユキ, 渡邊琢磨 (a.k.a.combopiano), and ブランドン・ロス


林夕紀子 公式サイトはこちら