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「強くこすりすぎ」厳禁、「洗いすぎ」で皮膚炎も
秋ですねえ 肌のトラブルにご用心
  東京朝刊 by 村島有紀
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暑かった夏が終わり、秋風が気持ちのよい季節になってきたが、これから増えてくるのが乾燥肌に代表される肌のトラブルだ。皮膚の専門家らによると肌トラブルの原因は、間違ったクレンジングや洗いすぎから起こることが多いという。正しい洗顔、手洗い方法を聞いた。

肌のトラブルが起こりやすい季節の変わり目。洗いすぎは要注意
肌のトラブルが起こりやすい季節の変わり目。洗いすぎは要注意


不安定で敏感に
「素肌美人になるためのスキンケア基本事典」(池田書店)などの著作がある、よしき皮膚科クリニック銀座の吉木伸子院長によると、秋の肌トラブルの特徴は、水分の低下で起こるシミやしわ、乾燥やベタつきなど。気温の変化が大きいと、それだけで自律神経の不調が起こるため、ぜんそくやアトピー性皮膚炎が悪化しやすく、肌は不安定で敏感になりやすい。「加えて、間違った化粧品の使い方をして、肌のトラブルを抱える人が多い」と指摘する。

毎日の肌の手入れのうち、最も影響が大きいのが、クレンジング(メーク落とし)だが、「化粧をしっかり落として水分補給を」と思うあまり、(1)強すぎる洗浄成分を使い、こすりすぎる(2)クレンジングでは毛穴の中の汚れは落ちないのに、それを期待してマッサージをする(3)40度を超える熱いお湯ですすぎ、かつ長い(4)洗ったあとの水分補給をしようと、化粧品を含ませたコットンで何度も肌をたたく?などして、逆に肌を傷めるケースがあるという。

化粧品メーカーのマンダムの調査によると、洗浄力の強い製品が多いオイルクレンジングを使用している人は、20歳から35歳の女性の約半数。さらに、オイルクレンジングは40度以上の熱いお湯で洗う流す傾向が強く、顔をこする回数も多くなりがちだという。

吉木院長は「クレンジングは基本的に肌によくないので、メークをしないのが一番いい。それでも使う場合は、肌にダメージを与えないよう、マイルドなクレンジング剤を選んで、こすらないことが大切です」とアドバイスする。

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