MSN産経ニュース SANSPO.COM ZAKZAK iZA! FBi
ENAKってどういう意味? | お知らせ | 新聞バックナンバー購入 | 問い合わせ | リンク・著作権 | MOTO | MSN産経ニュース
電気ポットも商品多岐に
熱湯すばやく経済的に 電気ケトル人気
2007/10/12 産経新聞  東京朝刊 by 舛田奈津子
1 2 次を読む

秋到来−。温かい飲み物がおいしい季節となり、電気ポットや電気ケトル商戦が本番を迎えている。必要なときに必要な量だけお湯を沸かすことができる手軽な電気ケトルが人気を増す一方で、従来の保温機能がある電気ポットも小型少量化した商品が登場。「たくさんのお湯をできるだけ少ない電力で沸かす」といった省エネ重視から、家族の小人数化や忙しい現代人の生活に合わせたライフスタイル重視へと移行しつつあるようだ。

沸かせるお湯の容量やデザインなど、選択肢が広がった電気ポットや電気ケトル=大阪市北区のヨドバシ梅田
沸かせるお湯の容量やデザインなど、選択肢が広がった電気ポットや電気ケトル=大阪市北区のヨドバシ梅田

約3年前から爆発的人気となっているのがT−fal(ティファール)の電気ケトル。小型家電の世界的メーカー、グループセブジャパン(東京都品川区)の製品で、「コーヒーカップ1杯分」など、欲しい分のお湯を電気ですばやく沸かすことができる手軽さが特徴だ。

白を基調にした曲線が美しいデザイン。世界中で人気の1〜1・7リットルのケトル「ニューヴィテスプラス」のほか、0・8リットルの「アプレシア」も。単身者から高齢の夫婦世帯まで利用者も幅広い。

同社では約10年前にも同様の製品を販売したが、当時はあまり売れなかったという。シングルや夫婦だけの家庭が増えた今の時代にマッチしたのかもしれない。「安全で、いつでも沸かし立てのお湯を飲むことができる。まだ浸透率は低いが、今後さらに伸びていくのでは」と同社は自信をのぞかせる。

一方、象印マホービン(大阪市北区)は先月、小人数世帯をターゲットにした中容量スリムタイプの電気ポットを発売した。従来の電気ポットは2・2〜4リットルが主流だったが、容量を1・2、1・5、1・8リットルと3段階に分けて小型化。コーヒーカップ2杯分(約300ミリリットル)が約3分で沸かせる急速沸騰機能のほか、電気ケトルのような使い方ができるように「保温切り設定」の機能が加えられている。
1 2 次を読む



携帯版SUMiRE STYLE スミレモバイル登場




産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
Copyright(C)2007 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.

ここは記事のページです
携帯で読むSUMiRE STYLE