MSN産経ニュース SANSPO.COM ZAKZAK iZA! FBi
ENAKってどういう意味? | お知らせ | 新聞バックナンバー購入 | 問い合わせ | リンク・著作権 | MOTO | MSN産経ニュース
電気ポットも商品多岐に
熱湯すばやく経済的に 電気ケトル人気
2007/10/12 産経新聞  東京朝刊 by 舛田奈津子
前を読む 1 2

同社商品企画部サブマネジャーの西広嗣さんは「電気ケトルの手軽さと電気ポットの機能性を併せ持った商品。コンパクトな形で食卓に置いて気軽に使える“テーブルポット”として、これから1年間で8万〜10万台は売りたい」と意気込みを見せる。

こうした小型化の背景には、“温かい飲み物離れ”があるという。同社が昨年夏に実施したアンケートによると、電気ポットで1日に沸かすお湯の量は2リットル未満の人が全体の65%を占めた。ペットボトル飲料の普及もあり、「温かいお茶をいれて飲む機会が、以前より少なくなっているのでは」と指摘する。

ヨドバシ梅田(大阪市北区)の家電コーナーには50種類以上の電気ポット、電気ケトルが並び、その比率はほぼ半々だ。

消費者が注目する“省エネ”については、双方ともそれほど性能に変わりはないという。お湯を沸かす際にかかる電力は電気ポットが900ワット前後、電気ケトルは1400ワット前後と差があるが、その分電気ケトルの方が早く沸騰するため、総消費電力はほぼ同じだという。

また電気ポットは電力で保温するが、機種やメーカーによって異なるものの1日約2・5〜7・5円と電気代は低く抑えられている。

同店家電アドバイザーの倉元裕子さんは「これまでは電気ポットが主流で、各メーカーの競争は省エネが中心だった。それがほぼ横並びとなり、電気ケトルも加わって、小さなものから大容量のものまで、選択肢が増えた。好みやライフスタイルなどに合わせて、商品を選びやすくなったのでは」と話している。

前を読む 1 2



携帯版SUMiRE STYLE スミレモバイル登場




産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
Copyright(C)2007 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.

ここは記事のページです
携帯で読むSUMiRE STYLE