デビュー25周年でベスト盤
“レイニーボイス”稲垣潤一に聞く
東京朝刊 by 安田幸弘

歌手の稲垣潤一がデビュー25周年を迎え、ベスト盤「Rainy Voice」を発表した。Jポップのスタンダード「クリスマスキャロルの頃には」など代表曲を中心に、新曲「大人の夏景色」も収録。アルバムタイトルにもなっているレイニーボイスと称される味わい深い歌声は、54歳となった今も色あせない。
25年という月日を、ライブ会場で実感することがあるという。
「野外ライブでは特に、お子さんやお孫さんと一緒に来るファンの方が多くなって。最近は僕と同世代の方も増えてきているんですね。手紙もいただいたりして、すごく励みになっています」
「大人の夏景色」は、花王のCMソングから生まれた曲。「クリスマスキャロル−」を作曲した三井誠が手がけた。
「最初にCMで使われたサビだけあったんですよ。それが素晴らしかったので『三井さん、これフルコーラス作ってください』と。サビから肉付けして完成させたという作り方は(異例で)あまり覚えがないですね」
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