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若い世代には新鮮?
復権! 懐かしの瓶牛乳
  東京朝刊 by 田辺裕晶
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昔懐かしい瓶牛乳が、駅の売店などで話題になっている。口当たりのいい瓶の感触や、飲みきりのために新鮮なおいしさが、以前から愛飲している中高年だけでなく日常的に瓶牛乳を目にしていない若い世代も引きつけているようだ。

ググッと瓶牛乳を飲み干すサラリーマン=JR池袋駅構内「牛乳バー池袋店」
ググッと瓶牛乳を飲み干すサラリーマン=JR池袋駅構内「牛乳バー池袋店」


池袋駅構内に今春オープンした「牛乳バー」。ショーケースには瓶牛乳がずらりと並んでいる。次々と訪れる客は言葉少なに注文し、ググッと飲み干す。埼玉県朝霞市の団体職員、本間千幸さん(65)は「紙のにおいがついたパック牛乳よりも、やっぱり瓶牛乳がおいしいですよね」と目を細める。

この「牛乳バー池袋店」はJR東日本グループの日本レストランエンタプライズ(東京)が日本酪農乳業協会の協力で運営している。定番の瓶牛乳だけでなく、月替わりで販売する各地のこだわり牛乳や、ソフトクリームなどの乳製品も並べている。広報部長の近藤昌昭さんによると、一番の売れ筋はやはり瓶牛乳。開店直後は1日約300本だった販売本数が、現在800本前後まで伸びている。

「ミルクスタンドは時代の流れに取り残され、わびしい、暗いイメージがありました。でも白を基調にした清潔な店舗にして、また月替わりの商品展開で人目を引き、サラリーマンだけでなく若い女性や学生も取り込みました」と近藤さん。

好調を受け、現在2号店の出店を検討しているという。

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