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ドラマ「歌姫」、舞台「寝坊な豆腐屋」
まだ続く「昭和」ブーム ドラマ、舞台で次々と
  東京朝刊
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若手の長瀬となると、またちがった昭和のイメージがあるようで「スリム、ケミカルウォッシュのジーパン」。佐藤隆太は「ランディ・バース」と阪神タイガースファンらしいコメントも。さしずめ、「力道山が見れるぜよ」のせりふを吐く斉藤由貴の鯖子役は、映画「三丁目?」でもたいまさこが演じた煙草(たばこ)屋さんのキンとだぶる。

同局の磯山晶プロデューサーは「心が豊かな時代だった昭和への回帰、あこがれは依然続くと思います」と話す。

一方、森光子と中村勘三郎が初共演する東京・新橋演舞場10月公演夜の部の「寝坊な豆腐屋」は昭和37年夏の東京の下町が舞台。30数年ぶりに再会した母子の物語で、下町の人々の泣き笑い、人生の機微が描かれる。

そして、またしても台風の目となりそうなのが、「ALWAYS 続・三丁目の夕日」。1作目は興行収入35億円、観客動員284万人を記録し、日本アカデミー賞をはじめ、多くの映画賞を独占した。「母と娘と3世代で初めて映画館へ行った」「建造途中の東京タワー、上野駅での集団就職が懐かしかった」など配給元の東宝には感謝の言葉が数多く寄せられた。

2年ぶりの続編は、茶川(吉岡秀隆)が芥川賞受賞の夢に向かって再び純文学の執筆を始める。黙って去ったヒロミ(小雪)のことは想い続けたままだ。一方、鈴木(堤真一)オートには新しい家族が加わる。出演者はほぼ変わらず、さらに前作を超えるVFX(視覚効果)によって再現された昭和の街並みが、同時代を生きた世代の郷愁を誘いそうだ。

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