低温制御、石焼き…減塩・脱油効果
オーブン さらに進化して料理好きの腕が鳴る
東京朝刊 by 服部素子
オーブン料理が恋しい食欲の秋。ヘルシー感覚で人気を集める過熱水蒸気機能付きのオーブンに、さらに一工夫を加えた次世代オーブンがこの秋、続々と登場。料理好きの女性だけでなく、退職後に本格的な調理に目覚めたメタボリック派の団塊世代にも、減塩・脱油をアピールする。超低酸素調理や低温制御、石板採用による遠赤外線効果など各社が独自技術で機能を競っている。
 |
健康志向の熟年だけでなく、ブライダルを控えたカップルの関心も集めているというオーブンコーナー=大阪市中央区のビックカメラなんば店
|
最高350度の過熱水蒸気から35度の適温スチームまで“最適温度調理”で特徴を出すのは、東芝コンシューママーケティングが今月1日に発売したオーブンレンジ「カロリエVS ER−E350」。
新採用の適温スチーム用温度センサーと、スチーム制御機能の向上で、難しいとされてきた95度以下での温度制御に取り組み、プリンを3種類の滑らかさで作り分けることも可能にした。
また、35?45度の温度帯の適温スチーム調理で、野菜のビタミンCと、豚肉などに含まれるビタミンB1を保持。レンジ加熱の低温度調理機能を使えば、自分好みの果実酢や野菜スープをオートメニューで作ることもできる。
産経Webは、産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
Copyright(C)2007 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.