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雪組「エリザベート」制作発表
水夏希、白羽ゆり 意気込み語る
1月10日(水)
宝塚歌劇団は10日午前、東京内のホテルで雪組「エリザベート−愛と死の輪舞−」の制作発表を行った。

会見に出席した水夏希(右)、白羽ゆり。中央は「エリザベート」の音楽を担当したシルヴェスター・リーヴァイ
会見に出席した水夏希(右)、白羽ゆり。中央は「エリザベート」の音楽を担当したシルヴェスター・リーヴァイ=東京都内のホテル、10日午前


「エリザベート」はウィーン発のミュージカルで、宝塚版は1996年の雪組版(一路真輝&花總まり)が初演。その後星組(同年、麻路さき&白城あやか)、宙組(98年、姿月あさと&花總まり)、花組(2002年、春野寿美礼&大鳥れい)、月組(05年、彩輝直&瀬奈じゅん)と5組すべてが上演。「ベルサイユのばら」と並ぶ宝塚の人気作品になっている。

のべ上演回数は588回。観客動員数は143万1000人に達する。6回目の上演になる今回は、新トップスター、水夏希と星組から雪組に移って水の相手役になった白羽ゆりによる新トップコンビのお披露目になり、上演回数700回に到達する。

制作発表ではまず、主役である「死」の化身、トートにふんしたトップスター、水と、午前7時から準備をしたという豪華なドレスに身を包んだ白羽とが場面を再現。水は「最後のダンス」をうたった。

会見では劇中歌「最後のダンス」も披露
会見では劇中歌「最後のダンス」も披露=東京都内のホテル、10日午前


続いて記者会見。水、白羽のほかに演出家の小池修一郎、本家・ウィーン版の引っ越し公演で来日中の作曲者、シルヴェスター・リーヴァイも同席した。

会見で水は「『死』が人を愛することにリアリティーをもたせながらも、決して人間くさくならないよう心がけたい」と大役を演じるうえでの心構えを語った。エリザベートを演じる白羽は「女役のすべてをかけて演じる」と意気込みをみせた

会見後の懇親会で。凰稀かなめ、彩吹真央、小池修一郎、シルヴェスター・リーヴァイ、水夏希、白羽ゆり、音月桂(左から)=東京都内のホテル、10日午後
会見後の懇親会で。凰稀かなめ、彩吹真央、小池修一郎、シルヴェスター・リーヴァイ、水夏希、白羽ゆり、音月桂(左から)=東京都内のホテル、10日午後


また、リーヴァイは「宝塚版は、ウィーン版とは異なる独自の伝統にのっとっており、そこがすばらしい」 と賞賛した

小池によると今回は新しい場面や歌の追加はない。「演じ手が変わることで変化するものを見てほしい」と話した。

会見後の懇親会には雪組の彩吹真央、音月桂、凰稀かなめも出席した。初演の雪組版で黒天使を、花組版ではルドルフを演じ「宝塚では私が“最多出演”」と誇らしげな彩吹は今回はフランツ・ヨーゼフ。物語の“語り部”であるルイジ・ルキーニは音月。凰稀がルドルフを演じる。



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