南の風景集めて夏らしく
専科、轟悠 3年ぶり絵画の個展
速報

宝塚歌劇専科の男役、轟悠がかいた絵の個展「心の旅」が13日午前から東京・銀座のタサキホールで始まった。16日まで。入場無料。
「舞台以外の時間をどう過ごすか」と始めた絵画。個展は2004年以来3年ぶり3回目。欧州の風景が中心だった前2回と異なり、ことしはグアム、ハワイ、バリなど南国の風景ばかりを集めた。油絵25点、デッサンが1点。50号という大型の作品も。

青空、夕景など明るい色彩の作品が多く、バリの音楽を使ったBGMと相まって会場は夏らしい雰囲気が漂う。
「舞台に立っていると無性に絵をかきたくなる。絵をかくためにもしっかりと舞台をつとめようという気持ちになる」
開場前に会場を訪れた轟は、絵をかくことが、舞台のプラスになっていると説明した。
スケッチブックとカメラで記録した旅先の風景を、一度に5枚のカンバスを並べるなどして一気にかきあげる。それが性格に合っているという。

「せりふ、ふりつけも集中力を保てる時間は決まっています。公演には初日という締め切りがあるように、絵も個展への提出日という締め切りを目指して集中してかきます」
23日から25日までは大阪・ホテル阪急インターナショナルに会場を移す。
轟は「大阪の個展が終わったら『KEAN』(東京・日生劇場で9月1日から23日まで)に没頭しないと」と表情を引き締めた。
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■轟悠 絵画個展 今年も開く
■轟悠 個展「心の旅」始まる

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