訓練終了後、瀬奈たちは、関係者らと記念撮影し、それぞれの防災の心構えなどを語った。以下のとおり。
瀬奈じゅん きょうは、ファンのみなさんと一緒に火災予防について考える機会になりました。
−−本物の制服を着た感想は?
瀬奈 案外しっくりくるので驚いています。本物は違いますね!
−−訓練に参加した感想は?
瀬奈 署長が、「災害を人ごとだと思っていませんか」とおっしゃっていましたが、たとえば家族がけがをすることだってあるのだと考えました。応急処置を知っていれば、愛する人を助けられるのだということを実感しながら勉強させていただきました。
霧矢大夢 実際に救護をするときになって、こんなに落ち着いてやっていられるだろうかって考えました。この経験を、もしもの場合にも常に心の片隅においておきたいし、火災予防にもつとめたいと思います。
彩乃かなみ 瀬奈さんが「愛する人を守るために」とおっしゃいましたが、本当に、応急処置を知っているかいないかで、すべてが違ってしまいます。この言葉を胸に刻み、きょう学んだことを大切にし、生かしたいと思います。
大空祐飛 火災が起こらないように気をつけたいです。きょうは火災が起きてからの処置の大切さを感じました。消火器だって実際には使い方がわからないわけですから、今回の体験を今後に生かしたいです。
−−自分たちで備えている防災グッズは?
大空 阪神大震災の経験から水をためておくポリタンクを常備しています。
彩乃 実はなにもありません。あるのは懐中電灯ぐらい。今回を機に今後そろえたいです。
瀬奈 阪神大震災のときちょうど公演中で(関西にいて)とても怖かったので、以来、枕元には−−インテリア的にはどうかと思いますが−−大きな懐中電灯を置いています。水もためていますし保存食も常備しています。というのもあの地震の際とてもひもじい思いをしたからです。私は準備万端ですね。オススメのグッズは懐中電灯です。阪神大震災は明け方で真っ暗でしたから、飛び散ったガラスの破片も踏んでしまってからはじめてハッとしました。それから水と食糧は必要です。
霧矢 私もひととおりそろえています。中でもカセットコンロですね。保存食を温めたり、お湯をわかしたり、あるいは暖をとったりする意味でも便利です。
瀬奈 あとはラジオですね。