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花組娘役トップ 桜乃彩音に聞く
「自分らしい色」出したい
9月15日(土) 大阪夕刊 by 平松澄子
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私のお気に入り
いつもノートを持ち歩いている。役作りのために公演ごとに1冊を使うそうで、見せてもらうと小さめのきちょうめんな字で、ほとんどのページがびっしりと埋まっていた。

18sumire_ayane03.jpg「まずは演目の年代に何が起きたか、あった出来事などを年表風に書いていきます。それから役の人物が生まれた環境、子供のころに何をして、どういうふうに育ってきたのか、を想像して書いていきます。いろんな想いがどんどんわいてきて、書ききれなくなりますね」

この作業も春野から教わり、「ファントム」公演のときから続けている。「春野さんは演じる役柄を、ご自分の人生のように語られるんですよ。やっていくと楽しいですね。公演中も読み返して、そうだった、こうだったと、思い出す記憶みたいなものがあるんです」

今回の公演用のノートには、かわいいラビットのイラストが描かれたピンクのブックカバーがかかっていた。「これはいただきものです。前回の『あさきゆめみし』は日本物だったので、和風のものを使いました」

★ ★ ★

プロフィル 桜乃彩音 さくらの・あやね 岡山県津山市出身。平成14年「プラハの春」で初舞台を踏み、花組に配属。15年に阪急電鉄の初詣ポスターのモデルをつとめ、宝塚バウホール「二都物語」のルーシー役で初ヒロインに抜擢(ばってき)される。新人公演のヒロインは17年の「マラケシュ・紅の墓標」オリガ役、「落陽のパレルモ」アンリエッタ役と2作つとめて“卒業”。18年の大阪シアター・ドラマシティ「AppartementCinema」のアンナ役で花組の娘役トップに就任。宝塚大劇場のお披露目公演は1本立て大作「ファントム」のクリスティーヌ役だった。

あやねちゃん

花組トップを5年余りつとめた春野寿美礼が12月24日付で退団したあと、次期トップには真飛聖が内定。来年2月の名古屋・中日劇場公演から桜乃とコンビを組む。

「アデュー・マルセイユ」「ラブ・シンフォニー」公演は宝塚大劇場が9月21日−10月29日。東京・宝塚劇場公演が11月16日−12月24日。

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