花咲け若きすみれたち 雪組 音月桂 音月桂(おとづき・けい)さん、雪組研究科5年。 現在上演中の『春麗の淡き光に』と『Joyful!』に出演している。今月21日の新人公演では2役を演じ分ける難しい主役に挑戦する。 これまで様々な舞台を経験してきた音月さん。それでも年頭を飾る正月公演は、特に気持ちが引き締まるという。 音月さんが宝塚を志望したのは中学3年の時。宝塚出身のバレエ教室の先生が受験を勧めてくれたのがきっかけ。 同期からも度胸がいいと評判の音月さん。宝塚音楽学校の受験で「技術はまだまだ、笑顔と元気で勝負」と面接で自分の名前を大声で叫んで試験官の注目を浴びた。 「これがよかったのかな」と笑いながら話す音月さん、平成8年に音楽学校入学。 平成10年『シトラスの風』で初舞台を踏む。ここでも持ち前の度胸のよさを発揮することに。 緊張で声が出なくなる初舞台生もいるという口上を、叫ぶように述べて上級生から笑われてしまう。 舞台人としての資質を買われ、平成13年『猛き黄金の国』の新人公演で主役に抜擢される。 「無我夢中で走り続けてきた」という5年間。 将来の目標は「技術をはじめ、多くの面で自分を磨き、歴史に残るような舞台人になりたい」と熱い想いを語る。 新年を迎え、その歴史にまた1つ年輪を刻んだ宝塚歌劇団。 100周年に向け、彼女ら「若きすみれたち」が新しい宝塚の歴史を創っていく。 「REBORN 10th ANNIVERSARY」 六甲からの風を受けて緑色のペナントがはためく。平成5年に旧劇場の後を受け、新宝塚大劇場が誕生して10年の月日が流れた。 阪神大震災を乗り越え、多くの人に夢と希望を与えてきた大劇場。歌劇団設立100周年という記念すべき舞台のために新たな一歩を踏み出した。
同期からも度胸がいいと評判の音月さん。宝塚音楽学校の受験で「技術はまだまだ、笑顔と元気で勝負」と面接で自分の名前を大声で叫んで試験官の注目を浴びた。 「これがよかったのかな」と笑いながら話す音月さん、平成8年に音楽学校入学。
緊張で声が出なくなる初舞台生もいるという口上を、叫ぶように述べて上級生から笑われてしまう。
新年を迎え、その歴史にまた1つ年輪を刻んだ宝塚歌劇団。 100周年に向け、彼女ら「若きすみれたち」が新しい宝塚の歴史を創っていく。
六甲からの風を受けて緑色のペナントがはためく。平成5年に旧劇場の後を受け、新宝塚大劇場が誕生して10年の月日が流れた。
阪神大震災を乗り越え、多くの人に夢と希望を与えてきた大劇場。歌劇団設立100周年という記念すべき舞台のために新たな一歩を踏み出した。