星組トップスター、香寿たつき さよなら公演千秋楽
そしてタータンは新しい地平を目指す
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東京宝塚劇場前でファンに囲まれ、サヨナラパレードをする香寿たつき=東京宝塚劇場前(撮影・高橋朋彦) |
退団を発表していた宝塚歌劇団星組のトップスター、香寿たつきが23日、東京・日比谷の東京宝塚劇場公演「ガラスの風景」「バビロン〜浮遊する摩天楼」の千秋楽(最終日)を迎えた。本拠地・宝塚大劇場での千秋楽はすでに昨年12月24日に迎えており、この日で最後の舞台となり、17年間の宝塚生活に幕を下ろした。
香寿は昭和61年、初舞台。花組、雪組、専科を経て平成13年星組トップに就任。歌、踊り、芝居と3拍子そろった実力派スターとして活躍。昨年は星組を率いて中国公演を行った。
公演の最後に行われたサヨナラショーでは、主演作の主題歌などを披露。
香寿は「山あり谷ありでこぼこ道でしたが、声援や拍手に励まされ17年間頑張ってこれました。本当に幸せでした。確かに寂しいですがすがすがしい気持ちです。これからも私らしく頑張っていきたい」と涙をこらえながらあいさつ。
終演後は、劇場内で記者会見し、その後、劇場前に集まった約8000人のファンの前をパレードし劇場を後にした。
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素敵な笑顔でファンにこたえながら、劇場を去っていった香寿たつき=東京・宝塚劇場前(撮影・高橋朋彦) |
この日は香寿のほか、娘役トップ、渚あき、夢輝のあ、秋園美緒、朝澄けいら7人も退団した。
星組は香寿の後は、専科の湖月わたるがトップスターになり、専科の檀れいが渚の後の娘役トップに就く。
香寿は退団後は、ミュージカル「天翔ける風に」(6月19日−7月1日=池袋の東京芸術劇場中ホール、7月4−10日=新神戸オリエンタル劇場)で女優としての再スタートをきる。
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また会えるね!タータン!!
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