宝塚グランド・ロマン
「1914/愛」
作演出/谷正純
アリスティド(湖月わたる)は、アデル(檀れい)が、クロディーヌ(陽月華)と暮らす屋根裏部屋を訪ねるが、アデルは会おうとしない。伯爵夫人を語ったこと、夢よりほかにはその日の食費すら不安な自分を卑下しているのだ。しかたなく、ふたりの間に立つクロディーヌにアリスティドは、アデルに対する気持ちは変わらないとドア越しに告げ、去っていく。