続いて行われた退団者のあいさつ。愛華は白いエンビ服に赤いバラの花束を抱えて大階段に登場。バラの花を客席に投げながら銀橋を歩き、劇場に別れを告げた。愛華のあいさつは以下のとおり。
男役、愛華みれの最後の日となりました。
不器用な私が、夢を求めてこの宝塚に入りました。
そして、ただ、ただ、命をかけて一生懸命やることで、自分を探し、いろんなものを探して今日までやってまいりました。
今日も、神様が“本当のこと”を見せるためか、途中からちょっと声が出なくなってしまいましたが、言葉じゃなく伝わるものがあるのだと、今日何よりも確信しました。
宝塚で学んだこと、それは…愛です。ミケランジェロでも「愛」を何回言ったことでしょう。
そして、「生きる」ということ、生きるためにこれからもやっていかなければいけないこと。
そして、ここにいらっしゃる皆様。
そして仲間達。後ろで、いつも応援してくださったいる人たち、この場にいなくて、それでも私に一生懸命「愛」を送ってくださっている皆さん。
いつもいつも、その愛は届いています。そして、私の愛も絶対に皆さんに届きますように、いまも願っております。
私が残したいものは、愛です。
愛華みれ…。華やかで愛されるようにとの願いでつけました。本当に愛してくださって、心からお礼を申し上げます。
本当に、ほんとーっうに、ありがとうございました!
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