宝塚歌劇団は十六日、十一月で退団する花組トップ、愛華みれさんの後に専科の匠ひびきさんを昇格させるほか、娘役トップの交替など二十一人の異動を発表した。
匠さんは昭和六十二年入団、シャープなダンスを見せるスマートな二枚目男役。昨年六月、同組二番手から専科に異動したが、一年ぶりに二十四日付で古巣に復帰する。トップ披露は来年二−三月の大劇場公演。
また、十月で退団する星組娘役トップの星奈優里さんの後に花組のベテラン娘役、渚あきさん(昭和六十三年入団)を起用。
月組の現娘役トップ、檀れいさん(平成四年)を七月三日付で専科に異動させ、その後に星組の入団三年目の若手、映美くららさんを抜てきする異例の人事も内示した。
檀さんは専科入りに伴い、宝塚以外の舞台にも立つことになるが、9月の芸術座公演「極楽町一丁目」に出演することが決まった。
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