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宝塚パーソナルブック 2007 柚希礼音
4月19日(木)
阪急コミュニケーションズは26日、宝塚パーソナルブック 2007シリーズの掉尾(とうび)を飾る第5弾として星組男役「柚希礼音」を発売する。

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自ら考えた撮影プランを早くも昨夏に持ち込んできたという意欲満々の柚希。今年に入ってから始まった撮影でも、そのアイデアの多数が取り入れられたという。たとえば撮影スタジオを使ってのポートレートでは、さまざまな色を背景に異なるイメージの撮影をというものなどだ。

ポートレートでは、愛犬のチョコちゃんもゲストで出演。スタッフによれば、とてもおとなしく、常にカメラ目線で、まるでモデル犬のようだったとか。もっとも実際の撮影開始までは、少し待たされたせいか、途中からおねむ状態に。スタッフ全員が名前を呼び、手を鳴らし、何とかカメラに向いてもらうために懸命に。その少し疲れたようすが、かえって愛らしさを際だたせる結果になったという。

こんなエビソードも。撮影を予定していたある日、工事中だったスタジオで水漏れ事故が発生。それも、スタジオの天井から大雨のように水がジャージャーとこぼれ落ちる。床は水浸し。折りしも撮影開始予定時間の20分前にスタジオ入りした柚希。そんな場面に遭遇し、立ち尽くし、撮影は無理とすぐに理解した柚希。翌日撮影現場にきた柚希はめったにない“事件”の目撃者として「どれだけの多くの人にその現場のようすを伝えたか」を熱っぽく語っていた。

花組娘役、野々すみ花とのショットも。この撮影は淡路島のワールドパークONOKOROまで足を延ばして行われた。Vol.4の音月桂は「交際して3カ月のカップル」をテーマにしてツーショット撮影をしたが、柚希はずばり「初デート」をテーマに。憧れの先輩(柚希)に彼女(野々)がバレンタインデーのチョコレートを渡し、交際が始まったという設定に。実は2人はほとんど初対面だったが、だからこそ設定にぴったりの初々しい雰囲気に包まれていたという。

1,200円(税込み)、B5判、48ページ。

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【2007年の柚木礼音の記事】
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ダンスが際立ち、着々と成長:タカラジェンヌ 夢の軌跡(2)
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