星組「エル・アルコン−鷹−」「レビュー・オルキス−蘭の星−」制作発表

青池漫画でダーティー安蘭！

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相手役の遠野あすかは、女海賊ギルダ・ラバンヌを演じる。「最近はかわいらしい役、コメディータッチの役が続きましたが、今回は大人の女性の魅力がいかに出せるかに挑戦したいです」と意欲を示した。

青池保子がかきおろした漫画。ポスターでどうあしらわれるか楽しみ

ティリアンの好敵手ルミナス・レッド・ドレイクを演じる柚希礼音は、「レッドは父親の復讐を誓う。その心の動きを繊細に思い切って演じたいです」と話した。

音楽は宮崎駿監督「ゲド戦記」で一躍知られた作曲家の寺島民哉が手がける。この日は「エル・アルコン」「七つの海七つの空」の２曲を安蘭、遠野、柚希が披露したが、雄大でまさに海を思わせる美しい曲だった。

ショーは草野旦による「レビュー・オルキス−蘭の星−」。昨年はクラシック音楽を主題にした「ザ・クラシック」が宙組によって上演されたが、「ことしはランを主題にしました」。

会見に出席した柚希礼音、寺島民哉、青池保子、安蘭けい、遠野あすか（左から）。写真をクリックすると大きくなります

ランは南米などが原産地ということでアルゼンチンタンゴを取り入れる。ふりつけはアルゼンチンのコロン劇場バレエ団の芸術監督オスカル・アライスに依頼した。

オスカルは「私にとってミュージカルはエンターテインメントという美的喜びを与えてくれる魅力的な挑戦です」というコメントを寄せた。

安蘭は「アルゼンチンタンゴには初めて挑戦しますが、どんな振り付けになるのか楽しみにしています。舞台装置、衣装もこれまでにない豪華な者になるのではないかと期待しています」と意欲満々だった。

やはりアルゼンチンタンゴは初めてという遠野は「緊張します」。柚希は「オスカル・アライス先生からどこまで学べるか楽しみです」と、こちらも張り切っていた。

公演は１１月２日から１２月１５日まで宝塚大劇場（チケットは９月２９日発売）。来年１月２日から２月１１日までが東京宝塚劇場（同１１月２５日発売予定）。

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