星組「エル・アルコン−鷹−」「レビュー・オルキス−蘭の星−」制作発表
安蘭「ワルいけれどすてきと思わせられるかが勝負!」
速報
18日行われた制作発表で、安蘭けいら生徒の発言は以下のとおり。
安蘭けい 今回「エル・アルコン」では、宝塚では珍しい悪役をやらせていただきます。漫画のイメージを壊さず、主題歌のように美しく、情熱的な悪の美学を作り上げたいです。ショーのほうは、初めてアルゼンチンタンゴに挑戦します。どんなふりつけか、今から楽しみです。舞台装置や衣装も豪華なものかなと期待しています。
遠野あすか 私が演じますギルダという女性は、フランス貴族で海賊で強くて大人っぽい女性。最近はかわいい、コメディーっぽい役が続いたので、大人の女性の魅力に挑戦したいです。アルゼンチンタンゴは、緊張しますけれど、がんばります。

柚希礼音 お芝居はレッドという青年を演じます。純粋に育ち、法律を学んでいたのですが、父親を殺害され、復讐を誓います。その心の動きを繊細に思い切り演じたいです。ショーは、本場(アルゼンチン)の(振り付けの)先生からどこまで学べるか楽しみにです。

−−ワルを演じることについて
安蘭 「龍星」もアンチヒーローでした。あのときもなぜ、こういう人物が主役なのか分からりませんでした。どうすれば魅力的に演じられるのか悩みました。なぜ悪に染まったのか。その心の傷を深く表現すれば、魅力的に見えるのかなと考えました。今回もティリアンのおいたちを研究をして、いかにワルいけれどすてきだと思っていただけるかが勝負じゃないでしょうか。

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