本公演中に一回だけ上演される新人公演は未来のスターを探し出す楽しみがある。現在活躍中のスターも、下級生時代に新人公演で大役を経験、成長してきた。和央は、入団二年目でオスカル役に抜てきされた。稔はベルナール、香寿はフェルゼンを経験している。花總、星奈優里は初舞台が『ベルばら』だ。
二〇〇一年版でもフレッシュな若手が登場。星組でオスカルを演じる真飛聖は「ベルばらを全く知らなかったけれど、演じてみて作品のすごさを感じました」。アンドレには入団三年目の柚希礼音が抜てきされた。
宙組のフェルゼンは月船さらら。「ベルばらで新人公演初主演という、人生の中でも劇的なめぐり合わせの舞台で、フェルゼンを演じることは私にとって非常に大きく奥の深い経験です」とコメント。マリー・アントワネットは美羽あさひが演じる。
田窪桜子@産経新聞文化部
|
 | 星組新人公演 |
|  | 宙組新人公演 |
|  | 宙組 ベルサイユのばら2001 −フェルゼンとマリー・アントワネット編 |  | 和央ようか、花總まり、彩輝直、水夏希ほか。 8月12日まで東京・日比谷の東京宝塚劇場。 問い合わせはTEL03・5251・2001 |  |  | 星組 ベルサイユのばら2001 −アンドレとオスカル編 |  | 稔幸、星奈優里、香寿たつきほか。 8月17日−10月1日 兵庫・宝塚の宝塚大劇場。 問い合わせはTEL0797・85・6770 |  | >>[1]トップスターに聞く
>>[2]主役で変わる表現方法
>>[3]スターを探せ 新人公演もじぎり
>>[4]ベテラン・中堅・若手がかみ合う |
|