「長い春の果てに」「With a Song in my Heart」
月組東京公演 始まる
宝塚歌劇団月組の東京公演が15日から東京宝塚劇場(東京・日比谷)で始まった。演目は「ミュージカル・ロマン『長い春の果てに』」「ミュージカル・レビュー『With a Song in my Heart−君が歌、わが心に深く−」。
「長い春の果てに」は脳外科医のステファン(紫吹淳)と血管腫の少女、エヴァ(映美くらら)との淡い恋の交流を軸に、恋模様から医師としての尊厳の問題まで幅広いテーマの人間ドラマが展開される。ホロッとさせられ、勇気をもらえ、最後はにっこりできる。心の再生がテーマになっている。
「With a Song in my Heart」は米国が生んだ20世紀の偉大な作曲家、リチャード・ロジャースの生誕100年にちなんだ作品で、数々の名ミュージカルナンバーを残したロジャースの歌が次々に歌われる。「エーデルワイス」「ドレミの歌」などだれもが知っている歌も。明るく朗らかで、かわいらしいショー。
初日のこの日は、ロジャースの娘でやはり作曲家で米ジュリアード音楽院理事長であもあるメアリー・ロジャースと妹で作曲家のリンダ・ロジャースが観劇。

姉妹は終演後に舞台上で記者会見。「衝撃的な豪華さ。こんな舞台は米国でもみられない」と絶賛した。
●おまけ 東京宝塚劇場にクリスマスツリーが登場しました。
バラの花をモチーフにした飾りが、とてもロマンチック。
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